司法書士の業務、成年後見業務とは
成年後見とは
成年後見制度は精神上の障害 (認知症、精神障害、知的障害など)により判断能力が十分でない方が、不利益を被らないように 家庭裁判所に申立てをして、その方を援助してくれる人を付けてもらう制度です。
例えば、一人暮らしの高齢者が悪質な訪問販売員に騙されて高額な商品を買わされてしまう、などといったことを最近よく耳にしますが、 こういった場合も成年後見制度を上手に利用することによって被害を防ぐことができる場合があります。
この判断能力が十分でない方を援助する役目を果たすのが成年後見人であり、近年では専門職(司法書士、弁護士、社会福祉士など)がその職に就くことが増えました。
司法書士と成年後見
平成11年に、高齢者、障害者等が自らの意思に基づき安心して日常生活を送ることができるように支援し、高齢者、障害者等の権利の擁護及び福祉の増進に寄与することを目的として、全国の司法書士によって公益社団法人成年後見センター・リーガルサポートが設立されました。
リーガルサポートの会員は司法書士後見人として、各種研修を受けることにより、専門職後見人としての能力の研鑽に努めています。
公益社団法人成年後見センター・リーガルサポートのホームページはこちら
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